活動について
各地域での活動
活動レポート
- 地元への深い愛情が人々を「絆」で結ぶ
- 郷土料理の商品化で食文化をつなぎ地元に誇りを取り戻す
- 人々の想いが新たなブランドを創り出す
- 被災した工場が被災地を応援するという取り組み
- 鯉ブランド復興にオール郡山で取り組む
- 宮城県の食材のファンを作る試み
[レポート一覧]
ワカメ養殖に携わる人々の生計を立て直す (3/3)
消費者と共に息の長い被災地支援を
キリンビール社では、「生産から食卓までの支援」をスローガンに、2011年から被災地の復興支援を行う「復興応援キリン絆プロジェクト」を始動。水産業の支援では、今後、岩手県のワカメ、宮城県のカキ、福島県の青のりを中心に養殖事業に焦点を当て、3年間にわたり長期的な支援を進めていく計画だ。
復興支援活動の資金は、お客様にお買い上げいただいたキリングループ商品の売上や利益の一部が充てられている。2011年9月から11月まで行われた「今こそ!選ぼうニッポンのうまい」キャンペーンでは、ビールやチューハイなどの対象商品1本あたり1円、総額16億円以上をお客様からお預かりし、被災地の水産業・農業を通じた支援などに役立てている。
全国の消費者からの支援が、漁業に必要な機材や設備などに形を変えて被災地の漁業者に届き、支援によって生産された海産物が、全国の食卓に届けられる。こうした支援の循環を繰り返すことで、被災地と全国の人々の「絆」をより一層強くすることに貢献したいとキリンビール社は考えている。
被災地はこれから長い時間を掛けて復興を進めて行かなくてはならない。そんな被災地の人々を支えるため、全国の消費者と一緒に息の長い復興支援を進めていくキリンビール社の、今後の活動にぜひとも期待したい。
取材協力/有限会社パワーボール、ピッチコミュニケーションズ